人々の未来を支える責任

東洋合成工業は、世界最先端の技術と知見を活かし、地球環境や社会課題の解決に資する技術や製品の開発を通じ、持続可能な社会の構築に貢献します。



研究開発.png


東洋合成工業は、感光材事業、化成品事業を継続していくなかで培ったコア技術をさらに強化するとともに、新規事業開発にも取り組みながら、製品ラインナップを拡幅、事業拡大に貢献します。

活動報告

感光性材料でデジタル化社会を支える

近年、最先端技術であるEUVリソグラフィの本格量産が開始され、より一層の品質、性能、そして対応スピードが求められています。当社は、安定した品質で高純度な感光性材料を、少量多品種にて製造できる生産技術を強みとし、世界シェア50%を占めるに至りました。市場のニーズに応えるためには、試作から量産に至るまで安全面はもとより、純度、微量不純物、各種工程パラメーターに至るまで精密に制御し、かつ堅牢な生産プロセスの構築が必要となります。四半世紀に渡って培ってきた高純度化、低メタル化技術を基盤とし、発展するデジタル化社会を支える重要な材料を提供するための研究開発部門として常に成長しています。

sociality_2021_01.jpg感光材事業部
感光材研究開発部 担当課長
伊藤 学
最優先は安全です。物性やプロセスの理解を深め、感覚的な要素も見逃さず危険を見える化し、関係者全員で安全をつくりあげることを重視しています。また、我々の強みとして先人が積み上げた数々の経験があります。最新の技術情報や化学工学の知見等も収集し、理論と経験をシンクロさせて安全で効率的なプロセスを構築します。

些細な声も抽出して改善に活かし、どんな困難でも諦めないプロ集団を目指します。

sociality_2020_01.jpg執行役員 感光材事業部
副事業部長 兼 感光材研究開発部
部長 内海 義之
世界を支える事業継続には「安全生産」が絶対条件です。研究開発段階から、原料や反応の危険性、生成する不純物の環境負荷についても議論をし、研究段階から安全を作り込んでいます。

また、日進月歩で進化する半導体を支える高品質の感光性材料を生産していくためには、精巧な材料製造のプロセス開発が必要不可欠であり、これを達成するために柔軟に思考できる研究開発人材の育成に力を入れています。

合成技術、生産技術、分析・解析技術をインテグレーション

当社は、創業以来培ってきた高純度合成技術および精製技術によって、半導体・FPD 分野および香料分野においてグローバルニッチトップのポジションを得るまでに成長しました。

研究開発部門のミッションは、①既存事業の競争力を強化するために必要な技術開発の全体最適化を図ること②将来の成長を担保するための新規事業を創出することです。これらミッションを達成するため、合成技術、生産技術、分析・解析技術をインテグレーションするとともに事業開発機能を強化しています。

sociality_2021_02.jpg上席執行役員
感光材研究所長
宮澤 貴士
既存事業の競争力の強化のために当社の強みとなる合成技術、生産技術、分析・解析技術の棚卸を行うとともに必要な技術の強化を行います。また、新規事業の創出のために研究開発担当や事業開発担当等複数の機能の人材が一つのチームとなって活動しています。

Cell-able®

癌細胞などに対する医薬品の開発においては、人工的に生体内、生体に近い細胞組織をできる限り再現する必要があります。Cell-able®は、弊社が感光剤で培った技術を医薬開発の培養分野に応用した製品で、癌細胞やiPS細胞などの生存と機能の維持に必要とされる3次元構造を容易に形成でき、これらの細胞と血管内皮細胞などの細胞との共培養を可能にした細胞培養用のプレートです。3次元化することにより、最適なサイズで制御された再現性の高い細胞を実現し、現在、グローバルに多くの製薬企業、大学等の研究機関で利用されています。

Cell-able®について
https://www.toyogosei.co.jp/rd/cell-able/
(ENGLISH) https://www.toyogosei.co.jp/english/rd/cell-able/



社会貢献.png


東洋合成工業は、企業が果たす社会的責任の一つとして、社会貢献活動に注力し、地域住民や行政団体の信頼を確保するために、積極的なコミュニケーション活動に取り組んでいます。また、子どもたちの成長を支援するため、職場体験の機会を提供しています。

活動報告

東庄町善行表彰を受賞

千葉工場は、東庄町表彰条例に基づき、東庄町善行表彰を受けました。この賞は、2002年からこれまでに47名の学生に奨学金を授与したことや東庄中学校へ卒業記念の図書カードを寄付し、人材教育支援を行ってきたことを通じて東庄町の発展に貢献したことが認められ、受賞したものです。

sociality_2021_05.jpg千葉工場では「東庄から世界へ」を合言葉に、世界中へ製品を供給しているだけでなく、将来を担う学生が「東庄から世界へ」羽ばたき、活躍できるように応援しています。特に、卒業記念の図書カードは中学校卒業を控えた生徒の皆さんの恒例となり、楽しみにしてくれていると聞いています。

私たちとしても卒業を一緒にお祝いできることを毎年楽しみにしています。

仕事体験プログラムの提供

感光材研究所では、地域の中学生に仕事体験プログラムを提供し、研究所での実験学習を通して、化学のおもしろさや仕事をすることの意義を伝えています。この仕事体験を通して、勤労観や職業観の育成、自己理解、コミュニケーション能力や社会的スキルを身につけるとともに、家庭での親子の会話の促進、学校と地域との連携等、さまざまな教育的効果が期待されています。当社は、このような子どもたちとの接点の場を通して、地域とのつながりを大切にし、社会に貢献していきたいと考えています。

  • sociality_2020_03.jpg
  • sociality_2020_04.jpg

sociality_2020_05.jpg感光材研究所 ナノテク研究グループ
加藤 史修
実験をして、結果が出た時の中学生のリアクションが純粋さを感じられるものばかりで、普段の業務とは違った新鮮な時間を過ごすことができました。体験学習を担当した私にとっても、研究の醍醐味が改めて感じられる貴重な経験になりました。

消毒用エタノール液の寄付活動

新型コロナウイルス感染拡大を受け、東庄町役場、市川市消防局、淡路市役所に、それぞれ消毒用エタノール液の寄付を行いました。当社は、少しでも地域の皆様が安全に、安心して生活していただけるように、協力を続けていきます。

  • sociality_2020_06.jpg
    千葉工場・香料工場の寄付の様子
    (向かって左が東庄町の岩田町長)
  • sociality_2020_07.jpg
    淡路工場の寄付の様子
    (向かって右が淡路市の門市長)
  • sociality_2020_08.jpg
    市川工場の寄付の様子
    (向かって左が市川市消防局の本住消防局長)

「東庄ふれあい祭り」に出店

千葉工場では、毎年、東庄町の笹川小学校で開催される「東庄ふれあいまつり」に出店しています。地域住⺠の皆さまと信頼関係を築くためには、交流の機会を積み重ねることが⼤切です。千葉⼯場は、今年も引き続き参加を予定しています。


  • 出展ブースにて風船や抽選賞品を配布

  • 当社参加メンバー

地域清掃活動

千葉工場、香料工場、淡路工場では、毎年、夏季および冬期休暇前に工場周辺地域の清掃活動を行っています。


  • 千葉工場の冬季清掃活動