豊かな社会、地域への貢献
東洋合成工業は、企業が果たす社会的責任の一つとして社会貢献活動に注力し、地域住民や行政団体の信頼を確保するために積極的なコミュニケーション活動に取り組んでいます。また次世代育成を支援するため、地域や大学へのさまざまな寄付活動を行っています。
施策・取り組み内容
地域社会とのコミュニケーション
企業市民として社会に貢献し、地域社会と歩みを共にすることが重要と考え、それぞれの拠点が位置する地域の特色に応じた、さまざまな地域貢献活動を積極的に行っています。地域の小学校とのコミュニケーションや地元のスポーツ振興支援など、今後も地域に根差した活動を継続していきます。
事業所 | 活動内容 |
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各事業所 | 地域清掃活動 |
千葉工場 | 東庄中学校に卒業記念品の図書カード贈呈 |
千葉工場 香料工場 |
東庄ふれあいまつりへの出店 |
淡路工場 | 小学生の工場見学開催、伊弉諾神宮協賛 |
高浜油槽所 | 日本赤十字社への献血協力 市川臨海工業会への活動協力(街頭防犯キャンペーン、江戸川をまもる会協賛など) |
市川工場 感光材研究所 |
地元小学校への壁新聞提供 |
全社 | 千葉ロッテマリーンズスポンサー、鹿島アントラーズ、 ビジネスクラブ加盟 |
さまざまな寄付活動
次の時代を拓くための研究助成、次世代を担う子どもや学生の成長支援のための奨学助成を積極的に行っています。少子化が進み、次世代育成の重要性がますます高まる中、今後も継続して活動を行い、社会課題の解決に貢献していきます。
寄付先 | 寄付内容 |
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千葉大学医学附属病院臨床医 学研究助成会 |
研究及び教育助成 |
東庄町奨学基金 | 東庄町の未来の人材育成のための助成 |
千葉大学基金 | 共同研究のための助成 |
早稲田大学(木村正輝奨学金) | 学生が経済的貧窮に陥ることなく研究に励むことができるための助成 |
東洋合成記念財団 | 科学技術の研究及び人材の育成に対する助成(4大学、5件) |
2022年度活動報告
東庄町善行表彰を受賞(千葉工場)
千葉工場では「東庄から世界へ」を合言葉に、世界中へ製品を供給しているだけでなく、将来を担う学生が「東庄から世界へ」羽ばたき、活躍できるように応援しています。特に、卒業記念の図書カードは中学校卒業を控えた生徒の皆さんの恒例となり、楽しみにしてくれていると聞いています。私たちとしても卒業を一緒にお祝いできることを毎年楽しみにしています。
千葉工場 千葉業務課 課長
菅原 明彦千葉工場では「東庄から世界へ」を合言葉に、世界中へ製品を供給しているだけでなく、将来を担う学生が「東庄から世界へ」羽ばたき、活躍できるように応援しています。特に、卒業記念の図書カードは中学校卒業を控えた生徒の皆さんの恒例となり、楽しみにしてくれていると聞いています。私たちとしても卒業を一緒にお祝いできることを毎年楽しみにしています。
東庄ふれあいまつりに出店(千葉・香料工場)
東庄町主催の『東庄ふれあいまつり』が3年ぶりに開催され、当社もブースを出店しました。ブースでは千葉工場、香料工場のメンバーが中心となり、東洋合成オリジナル風船の配布やバルーンアートのプレゼント、抽選会などを行い、列が途絶えないほど多くの地域住民の皆さまに立ち寄っていただきました。
千葉工場 千葉生産4課 課長
桶野 拓志私たちは『東庄ふれあいまつり』への出店を通して、地域住民の皆様と当社従業員が直接会話し、交流ができるこの機会をとても大切にしています。参加した従業員にとっても良い親睦の機会と考えており、皆でイキイキと楽しみながら参加させていただきました。今後もこのような地域住民の皆様との接点の場を活かし、認知度の向上、さらなる地域貢献を推進していきます。
地元小学生の工場見学を実施(淡路工場)
小学6年生約30名を招待し、携帯電話やゲーム機がどうして性能が上がり小型化したか、コンピューターの歴史や半導体製造工程を学び、また、香料原体の匂いを実際に嗅いでもらうなど、当社で製造しているものがどこで使われているかを紹介しました。その後、子どもたちと一緒に液体窒素を使った実験を行い、縮んでまた膨らむ風船や凍るしゃぼん玉をはじめて目の当たりにし、楽しく、イキイキと実験に取り組んでいました。最後はみんなで架構屋上 に行き、高さ17mからの景色を眺め、写真撮影と、紙ヒコーキ飛ばしを行いました。今後もこのような子どもたちとの接点を通して、地元への貢献活動を大切にし、淡路工場は地域社会と共に歩んでいきたいと思います。
淡路工場 淡路業務課 課長
肥田 高佳工場見学を開催した年は、個人的に1年任期のPTA 会長を務めていました。コロナ禍では行事が減少し、工場としても地域貢献の機会が少なくなっていました。そのような中で何か貢献できることはないかと思い、工場見学を開催することにしました。
後日、子どもたちからイラスト付きのお礼状をいただき、" 化学"に興味を持った子どもなど、" 夢"や" 感動"を少しでも与えることができ、嬉しく思います。今回は初めての工場見学でしたが、毎年、子どもたちの笑顔に会えることを楽しみにしたいです。
冠協賛試合「東洋合成スペシャルデイ」を社内プロジェクトチームで実施
2022年よりプロ野球パシフィックリーグの千葉ロッテマリーンズと3年間のオフィシャルスポンサー契約し、8月14日に冠協賛試合「東洋合成スペシャルデイ」をZOZOマリンスタジアムで開催しました。当日は当社有志のプロジェクトメンバー約60名が独自のイベントを企画運営し、会場を盛り上げ、本イベントを通じて地域社 会とのふれあいや、事業所・部門を超えた社員同士の交流を図る機会となりました。当社は創業以来、千葉県内に5ヶ所の事業所を有し、68年にわたって 地域の皆様とともに成長してきました。今後も積極的な地域貢献活動を行ってまいります。
地域清掃活動
各事業所では、環境美化活動の一環として、工場周辺の清掃活動を行っています。
職場体験(研究所)
感光材研究所では、地域の中学生に仕事体験プログラムを提供し、研究所での実験学習を通して、化学のおもしろさや仕事をすることの意義を伝えています。この仕事体験を通して、勤労観や職業観の育成、自己理解、コミュニケーション能力や社会的スキルを身につけるとともに、家庭での親子の会話の促進、学校と地域との連携等、さまざまな教育的効果が期待されています。当社は、このような子どもたちとの接点の場を通して、地域とのつながりを大切にし、社会に貢献していきたいと考えています。