TOYO GOSEI 東洋合成工業株式会社


CSR活動


社長メッセージ
Top Message

社長メッセージ

 当社では、環境保全活動を経営の重要課題の1つと位置づけ、2004年より「環境レポート」を作成してまいりました。今回、環境保全活動だけでなく、経営理念の実現に向けた多角的な取り組みについて、包括した形で情報を発信していくため、「CSR(企業の社会的責任)レポート」として、内容を拡充させることにいたしました。

 当社は、「人類文明の成長を支えるため、人財・創造性・科学技術を核として、事業を行い、その寄与度を高めるために成長する」ことを経営理念としています。この理念には、戦後の資源に乏しい日本において、付加価値を創造する産業を興して社会に貢献し、ひいては人類文明の成長を支えていこうという創業者の志があります。創業から60年経った今でも、人々が夢をもって幸せに働くことができる環境を作ること、世の中の人々の役に立つものを作り人類の豊さに寄与すること、さらには事業を通して世界経済の発展に寄与することを目指して事業を推進しています。これらの創業当時から受け継がれている不変の考え方が、当社のCSR活動の基礎となっています。

 CSR活動を進める上で、当社は大きく3つの観点で社会的責任を果たすことが必要だと考えています。まず、化学メーカーとして安全を確保し、環境に配慮して事業を推進する責任です。特に安全に関しては、経営方針の第1に「安全操業を最優先し、社員、協力会社社員、地域住民など関係者の安心できる操業環境を確保する」ことを掲げ、最重要事項として、有用な製品を安全にかつ継続的に提供するための取り組みを進めています。

 環境については、地球の成長の限界が叫ばれて久しい今、化学物質を取り扱う企業として全ての業務プロセスにおいて環境に配慮し、人々や環境にとって持続可能な製品を開発していく使命があると考え、取り組みを進めています。これら安全と環境への取り組みについては、特に、工場周辺地域への配慮を基本とし、地域住民の皆さまへの迅速かつ透明性の高い情報開示を重視しています。

 2つ目に、日本の成長の一躍を担う素材産業としての責任です。当社の位置する日本の素材産業とは、過去に国際競争力を失った産業が多い中、強い顧客基盤と技術力をもとに競争力を維持し続けてきた数少ない産業の1つです。しかし同時に、新興国の追随などにより、我々日本の素材産業は変革の時にあります。今後も拡大していくことが見込まれる素材産業の世界的な需要を確保し続けるため、日本特有の課題に取り組み、国際的な競争力を高める必要があります。この実現には、高付加価値を創出するための研究開発はもとより、適正な労働環境の確保、女性活躍の場づくり、国際競争力としての人材育成が求められています。さらに、地理的にも地震国であることなどから、事業継続マネジメントを強化していく必要があります。当社もこれらの課題に取り組み、成長を続け、日本の産業を牽引していくことを目指していきます。

 特に、当社ではこの数年、将来的な成長を見込んだ企業規模の拡大に合わせて、共に働く仲間が増えています。今後、中長期的な成長を遂げるためには、経営はもちろん、社員一人ひとりが経営理念の実現に向かい、やりがいをもって仕事に取り組むことが必要です。今後も、当社で働く社員が心から幸せであり続け、CSRの観点に基づきモチベーション高く仕事ができるよう、環境を整えていきたいと考えています。

 最後は、現代の人々の生活を支える製品を作り出す企業としての責任です。当社の事業は、現代の人類文明への寄与において意義が大きいと考えています。エレクトロニクス分野における最先端製品の原料を製造することは、未来の文明機器の発展を支えていくことです。香料材料の製造も、人々の生活感情を豊かにすることに繋がっています。私たちは、事業を推進していく中でこれらの社会的使命・責任を果たし、経営理念を実現していきます。

 これらを実現するためには、社会的責任を果たすとともに、組織としての基礎力を強化し、企業価値を高め、成長を維持する必要があります。健全な企業経営の維持を目指してコーポレートガバナンス体制を一層強化し、お客さま、株主、社員、地域社会などそれぞれのステークホルダーとの信頼関係を構築することで、さらなる企業価値の向上を図ってまいります。

 これからも、人類文明の成長を支えるため、人々の幸せな毎日のため、経営理念の実現を目指して事業を推進してまいります。皆さまの一層のご理解とご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます。

東洋合成工業株式会社 代表取締役社長
木村 有仁


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